ヴィーガンで旅するヨーロッパ 2021(2)オーストリア・ウィーン編
ヴィーガンで旅するヨーロッパ 2021 第2弾 2020版はこちら=>
1. オーストリア・ウィーン<Visiting Vienna, Austria>
オーストリア・ウィーンに友達Viktorを5年ぶりに訪問しました。家族と一緒にハイキングをたくさん楽しみました。PCR検査と抗原検査が自宅で無料できるオーストリアのコロナ事情も紹介します。
ページ目次:
- 1日目(ウィーン1日目)
a. ウィーンに到着 b.無料のPCR自己検査を行う c. 抗原検査をして家族と再開 d. ヨーロッパのマスク事情 - 2日目(ウィーン2日目)
a. ウィーンの森散策 b.森のレストランへ・ウィーンの水源地へ - 3日目(ウィーン3日目)
a 郊外の山にハイキング - 4日目(ウィーン4日目)
a.ウィーン市内観光 b.ウィーンのヴィーガン カフェ c. オーストリアの「サウナ」 - 5日目(ウィーン5日目)
a. ドイツ入国準備 b. 列車で移動:ウィーン→ミュンヘンへ
旅のTips(ヒント):
6. 現地の知人を訪ねよう
7. ヨーロッパのマスク事情
8.地元の特産品を探そう
9. スマホだけでなく、PCかタブレットを持っていこう
1日目
そのショップで、Viktorはまた検査キットを8個も受け取っていました。こんな検査キットが無料で支給されるとはすばらしいですね。この制度、ウィーンで始まり、今はオーストリア全域に広まっているとのこと。
唾液による抗原検査で晴れて陰性を確認できて、やっとViktorの奥さんのSun(マレーシア人)、息子のArnold、娘のAlexiaと安心して挨拶を交わせました。ワクチン摂取をしているといえども、この時期は感染が気になるので当然のマナーです。特にお宅訪問ですもんね。
さらにViktorの娘さんは難病で全身を動かすことが不自由。ですのでViktor夫妻は特に気を使っているようです。こんな状況下で私を迎え入れてくれて本当に感謝です。
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到着した日は、ウィーン郊外のViktorの家の周りを散策してゆっくり過ごしました。お庭にハーブガーデンや竹林がありとても素敵。すぐ裏に小川もあり自然がいっぱいです。そして夕食には、私はVeganと伝えておいたので、奥さんのSunがわざわざヴィーガンボロネーゼパスタを作ってくれました。
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2日目
Viktorの家では毎朝、ヨガでスタート。
早朝冷んやりした空気の中、素敵な草花で覆われたお庭を見ながらのヨガはとてもリフレッシュできます。毎朝ここでヨガや瞑想して体や精神を整えていました。旅の疲れも癒され、マインドフルな1日をスタートできます。
それから家のすぐ裏にあるウィーンの森へハイキング。アルプスの山から続いているという森。家からすぐ近くにそのハイキングコースの入口があり、気軽にハイキングが楽しめるのは最高。郊外といっても、ウィーン市内には電車で15分で行けるというから驚きです。
ハイキングコースにはいろんな植物や果実がたくさん。特にブラックベリーは至る所にあり、採って食べながら歩きました。森林が専門のViktorはいろんな植物や山の生態系のことなどをわかりやすく説明してくれて嬉しい。ArnoldはCanonの一眼レフを持って、熱心に風景を撮っていました。こんな小さい時から始めたら、すごい写真家になるだろうなと感心です。
楽しいハイクの後は、Viktor家族がお気に入りという山の素敵なレストランへ。
山の素晴らしい景色が見える外のテラスで気持ちいい。
他のみんなは、ウィーン名物のシュニッツェル(Schnitzel:オーストリア風カツレツ)を(写真左)。やはり巨大です。
私は、ベジタリアンメニューの野菜パティ(写真右)をいただきました。やはりここにも普通にベジベニューがあって嬉しい。とても美味しかったです。
ウィーンだと「マスト(must)」という食後のデザートもたくさん食べて大満足。 |
そして、さらにハイキングです。森の中でウィーン市街を流れる川の水源地を探して行きます。
Viktorは娘のAlexiaをおぶってのハイキング。Viktorがタフだからできる技ですが、Alexiaに難病があってもそれに向かい合い、家族みんなでハイキングを一緒に楽しめるって本当にすばらしい。私も一緒に家族の絆を感じられて本当に嬉しく思いました。
オーストリアではよくハイキングコースの入口付近にハニーboxと言われる無人の販売ボックスが置かれているそうです。ちょうどそこにもあり、中を見ると地元で作った蜂蜜やジャムなどがたくさん。私は2種類のジャムを購入しました。
そのジャムがWaxという密封ガラス容器に入っていて、実はその容器欲しさもあったのですが、帰って食べて見るとそのジャムがとても美味しくて感動。
日本にはない珍しいDirndlという西洋サンシュユの実(Cornelian cherry)のジャムと、Ribisel(リビゼル)というフサスグリ2種類のジャム。もっと買っておけば良かった。
3日目
Viktorのお母さんを訪ねて家族みんなで約2時間のドライブ。オーストリア郊外のドライブは、チロル風に飾られた家々など素敵な風景が楽しめます。お母さん宅を訪ねた後そこから近いAflenz周辺の山にViktorの家族とハイキングを楽しみました。
頂上の山小屋でランチを食べ、放牧されている牛を眺めながら下山。ランチでもしっかりケーキアソートのデザートも。(この先、ずーっとケーキを食べる毎日となります。。。)
4日目
やはりウィーンは歴史に溢れていて素敵な建物がたくさん。まずは最近できたというウィーン西駅に隣接するIKEA の屋上。ウィーン市内を見渡せます。
前回に続きまたここにいきたくてViktorにリクエストしていました(笑)。
ちょうどミサが行われており、美しいパイプオルガンが鳴り響いて幻想的な雰囲気を味わうことができました。
この日はいろんな場所からウィーンの景色を眺めることができました。
本当にとても素敵な街です。
今はViktorはほとんど在宅勤務ですが前はよくここにランチに出かけていたというお店です。健康食材やコスメを扱うお店ですが、その中の一角がヘルシーなサンドウィッチなどを販売するカフェになっています。
私はウィーンの近くが特産だというパンプキンシードオイルとグレープシードオイルを購入しました。
ゴシックな歴史的建物が並ぶウィーンの中心地にある、今どきなヴィーガンカフェ。
健康食材や美容/健康商品が並ぶ広い店内で、テイクアウトやイートインができる。
スーパーフードを沢山使ったヘルシー食材のメニューでどれも美味しそう。
気軽に全部制覇してしまいたいお手頃な値段もかなり魅力的。
ヘルシーなデザートも充実❤️
好きなソースやオイルをセルフで贅沢にかけれるところもいい!https://www.staudigl.at/kueche
健康食材では、植物オイルの種類の多さ多さに感動。カシューナッツオイルやアーモンドオイルなども、
特産のパンプキンオイルをゲット。
実は、前回もサウナに行って度肝を抜かれた経験があります。今回は前回行ったサウナとは違う、もっと大きい施設に行くというから興味津々。そこはかなりリゾート感漂う雰囲気の素敵なところでした。
ここでは内容を割愛しますが、興味ある人います??
5日目
ウィーンからドイツ・ミュンヘンに出発する日。
ドイツ入国規制が厳しくなり、ドイツ入国前にWebでの入国登録が必要となりました。指定のサイトで入国日や訪問先、パスポートNo.などを登録して、ワクチン摂取証明書をアップロードします。
スマホだとかなりやり辛いです。
結局Viktorに頼んでドイツ語でPCから登録して、登録完了用紙を印刷・メール送信してもらいました。これで準備完了。電車の車両番号なども記入する必要があり、自分でやるとなると結構大変。英語フォームもあったと思いますが日本語はないので注意です。
(が、結局確認されないままでした。電車の入国だとランダムに確認されるようです。)
ウェブでの入国登録などのため、タブレットかPCをもっていく方が安心。
4日間お世話になったViktor家族にお別れするのは辛い。コロナ禍だったにもかかわらず、招待してくれて本当に感謝。滞在中、オーストリアで素晴らしい経験をさせて頂きました。
Viktorと家族とお別れをして、ウィーンからミュンヘン行きの列車に乗ります。ウィーンで初めての1人旅。ウィーン中央駅でなんとか車両に乗り込んで指定席を探していると、若い女性が声をかけてくれました。そこから会話が始まり、約4時間半の列車の旅を楽しく過ごせました。
その女性Helenaはスペイン人で産婦人科のお医者さん。
ミュンヘンから少し離れたところで新たに赴任して明日から仕事を開始するとのこと。ドイツ語を学んで、新しいところで働くなんて本当すごい。しかもお医者さん。
彼女の仕事の熱意や患者さんへの思いなどを聞いて本当に関心しました。
私が旅のブログを書いたら、見せると約束したので頑張って書かねば。こういう旅の出会いっていつまでも大切にしたい。
続き→ドイツのミュンヘンとバイマール地域でハイキングを楽しみます。
(3)ドイツ・ミュンヘン及びバイマール編
ヴィーガンで旅するヨーロッパ 2021 第2弾