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ヴィーガンで旅するヨーロッパ(1)準備・コロナ禍の出発編

 

ヴィーガンで旅するヨーロッパ (1) 準備・コロナ禍の出発編

今年2020年の秋、スイスとフランスに行き、「ヴィーガンで旅する」をテーマに、ヨーロッパで盛んなヴィーガン(完全菜食主義)に注目して、新しい旅をしてきました。

コロナ禍の旅での心配や苦労、現地の状況などを交えて旅の報告していきます。
また、海外旅行の準備や旅を楽しむための旅のTips(ヒント)も紹介していきます。
 
 

ヴィーガンで旅するヨーロッパ

1. はじめに 

2020年9月末から、「ヴィーガン」をテーマにヨーロッパへの旅をしてきました。
ヴィ―ガンってなんでしょう?
ページ目次:

  1. はじめに
    a. ヴィーガンって何? b. ヘルスコーチの資格  c. ヴィーガン先進国のヨーロッパ
  2. 出発前の状況、訪問都市
    a. コロナ禍の海外旅行の不安 b.現地の状況 C.実際行ってみると d. 訪問した都市
  3. 旅の準備:航空券やホテルの予約
    旅のTips 1. 航空券の予約
    旅のTips 2.ホテルの予約
    旅のTips 3. SIMカードと海外デビット付きキャッシュカード
  4. 訪問国の入国規制の確認
  5. 出発当日:成田空港がゴーストタウン
  6. 行きの飛行機内
    旅のTips 4. フライトのチェックイン
a. ヴィーガンって何?

ヴィ―ガンとは、肉や魚はもちろん、乳製品、チーズ、はちみつなどの動物性食品を一切取らない完全採食主義者や食事法です。

私は、2020年春のコロナ自粛中に、肉と魚を食べないベジタリアンから、ヴィーガンになりました。完全な植物由来の食事に変わっただけでなく、ライフスタイル、思考を大きくポジティブに変えることができました。環境を考え、マインドフルで健康なヴィーガン生活を楽しんでいます

b. ヘルスコーチ

ヴィ―ガンになり、ヴィーガン食事法や栄養学などを学びたくて、米国ニューヨーク市の総合栄養学校Institute of Integrated Nutritionでヘルスコーチの資格プログラムを受講しています。ヘルスコーチは、自分で設定したゴールに向かって健康で充実した生活を送れるよう、クライアントをコーチングします。特に、私は、野菜中心の健康的な食生活のアドバイスや、ライフスタイルの改善などのアドバイスなどをしていきます。

c. ヴィーガン先進国のヨーロッパ

ヨーロッパでは環境への危機意識、動物愛護や健康志向の観点から、ベジタリアンやヴィーガンの人が多くなっています。その影響を受けて、日本でも最近、ベジタリアンのメニューオプションが増えるなど、植物をより積極的に摂るプラント・ベース(植物由来)が盛り上がりを見せてきています。

そういった背景から、今後のヘルスコーチ事業につなげるため、ヴィーガン先進国のスイスとフランスで、ヴィーガン事情を確認してきました。

2. 出発前の状況、訪問都市

a.コロナ禍の海外旅行の不安
ここ5年以上毎年ヨーロッパに行っていますが、今回の旅はいつもと違った心配や苦労が出発前から絶えず、前日まで本当に行けるか、そして帰国できるか不安で一杯でした。
b. 現地の状況

今回訪問したスイスやフランスは、コロナの感染者が世界でも多く、特にフランスは、私の出発前は感染者が1日2万人以上と非常に多く、仏政府がロックダウンを地域ごとに毎週検討していました。

9月26日からフランスのマルセイユ大都市圏のレストランやバーなどの飲食店が休業となるなど、これから行く都市は大丈夫なのかと心配でした。中でも首都・パリは私がちょうど行っていた10月5日から「最大警戒地域」となり、対策が再び強化されました。

c. 実際行ってみると

が、そんな不安もよそに、一旦行ってしまえば、「規制」の中でも現地の人々は普通に生活をしています。結局心配し過ぎだったと思うことも多々ありました。そして今回は幸運にも、自分でしっかり感染対策をしていれば、特に困ることはなく旅ができました。そして、感染せずに無事帰国できたのは本当にラッキーだったと思います。

d.訪問した都市

今回訪れた都市は以下の5都市です。
ジュネーブ(スイス)→ローザンヌ (スイス)→シャモニー (フランス)→ニース(フランス)→パリ(フランス)

 
 
 
スイスではレマン湖周辺の2都市を訪問し、フランスは、山、海、都市を象徴するシャモニー、ニース、パリ3都市を訪れ、フランスのダイナミックな地域の多様性を感じました。今回初めて訪れた都市は、ローザンヌとニースで、中でも南仏のニースはかなり魅力がありました。
 
 

3. 旅の準備:航空券やホテルの予約

今年は海外には行けないと諦めていた中、急にヨーロッパ行きを決めたせいもあり、航空運賃は去年の約30%高い値段でした。そして、ホテルもこの時期割安かと思っていたら、去年とほぼ変わらないか逆に値段が高くなっていてびっくり。
 
旅のTips 1. 航空券の予約

旅のTips_1

航空券を購入する際は、旅行会社や格安航空券サイトなどは使わないで、直接航空会社のサイトで購入しよう。変更ができるオプションなどがあり、直接やりとりできて便利です。

  1. Expediaなどでルート検索して、日本からどの経路やエアラインがいいのかを確認する。全体の旅行時間、乗継ぎ都市、出発時刻、ルートを確認。
    *値段が安いといって飛びつくのは危険。
    *マイレージを貯めている場合は、航空会社のアライアンスなども確認。
    *予約を仮押さえできるシステムがあり便利。
  2. 直接、航空会社のサイトで航空券を購入する
    *ヨーロッパ各地を回る際は周遊券(行きの訪問先と帰りの出発地が違う)を購入。日本との往路と復路の国際線フライトのみを購入。
  3. ヨーロッパ内の長距離移動は格安航空会社(LCC)を利用
  4. ヨーロッパ内の移動は、電車やバスも便利
    *列車に比べ、長距離バスがかなりお得なので要チェック
旅のTips 2. ホテルの予約

旅のTips_2

Booking.comなどのホテル予約サイトで泊まりたいホテルを見つけ、直接、ホテルのサイトで予約しよう。値段やキャンセル期間など有利な場合が多い。

  1. Booking.comなどのサイトで、泊まりたいホテルを見つける。
  2. 直接そのホテルのサイトに行き、値段やキャンセル可能期間など有利な点がないかを確認する。あれば、直接そのホテルのサイトで予約する。
  3. Airbnbサイトも確認する。リーズナブルな値段で意外にいい物件がある。鍵のやりとりなどで英語が必要な場合が多いので注意。

ホテルを決める際の注意点:

  • 部屋の大きさ、ベッドのサイズ、Wifiの有無、駅までの距離、オーシャンビューなどの景色、バスタブ付きかを確認する。
    歯磨きなどのアメニティグッズやスリッパはほとんどないので注意。
  • 直前まで無料でキャンセルできる部屋を選ぶ。旅程の変更がでた時に便利。
  • キッチン付きの宿泊先だと、食費も抑えられて便利。
  • チェックアウト後の予定も考えて、ホテルの場所を決めよう。スーツケースなどを預けておく場所がホテル以外は日本のようにないので注意。

今回の場合:4泊滞在のシャモニー はキッチン付きのアパートメントタイプのホテルを、他は利便性のある街の中心地の朝食付きのホテルプランを予約しました。

旅のTips 3. SIMカードと海外デビット付きキャッシュカード

旅のTips_3
SIMカードと現地で通貨を引き出せる海外デビット付きキャッシュカードを準備しよう。

SIMカード
現地でスマホが使えるようにするために必要なSIMカードを用意しましょう。これは必須と言ってもいいですSIMカードを日本で購入していきます。購入する際は、何日間有効か、何G Bのデータ容量か、対応国などを確認して購入します。自分のスマホをSIMフリーにしていくことを忘れずに。
私はamazon.co.jpで下記のSIMカードを購入していきました(30日間で2,000円弱)。
EU加盟国ではない、スイスやモナコでも全く問題なく使えました。

イギリスSIM Three 30日/データ12GB/通話3000分・他約60地域 データ12GB コミコミパック(日本語マニュアル付)

・海外デビット付きキャッシュカード
私は、このVISAデビット付きキャッシュカードに日本円を入金して持っていきます。ATMで現地通貨を引き落とせ、そのままVISAのクレジットカードとしても使えて便利です。


あれかじめ日本円で入金しておくので、支出管理にも効果的です。クレジットカードで海外のATMで現金を引き落とせず、焦った経験から使うようになりました。日本円を両替する場合はこのカードは必要ないのですが、海外ではできるだけ現金を持ち歩かないのが鉄則。

4. 訪問国の入国規制の確認 Restriction of visiting countries

実際、「今、海外にいけるの?」という疑問があると思います。
訪問したい国の入国制限国リストに、日本がなければ入国可能なはずです。そのリストが、コロナ感染者数により随時変わるので、出国前に、頻繁に情報を確認する必要があります。
 
今回は出発2日前に、最初の訪問国であるスイス政府が入国制限国リストにオランダを追加するという発表がありました。私はオランダのアムステルダムで乗換えをしてからスイスに入国だったので結構焦りましたが、乗換えは規制対象外とわかり一安心。
ただ、一緒にいく友達はどうなのか?
など、いろんな心配事が次から次へ。。。
 
そして、日本に帰国した際入国できるのか、帰国後の規制もしっかり確認する必要があります。。
今回は、フランスなどヨーロッパからの帰国は、空港で抗体検査が義務付けられ、帰国後14日の自主隔離が必要です。これを覚悟で出国します。
 

5. 出発当日:成田空港がゴーストタウン Ghost town of Narita airport

出発当日、成田空港近くのABCパーキングに車を置いて、成田空港に到着。
そして唖然。
朝早いとはいえ、空港に人がほとんどいない。
空港のショップやレストランも閉鎖でなんだかゴーストタウンのようで怖い😫
フライト情報の掲示板を確認すると、私のアムステルダム行きのKLM航空のフライト以外は、ほぼ「欠航」。
 
えっー、こんな状況だったの!!
パリ行きのエールフランス便もキャンセルになっていて、帰りのフライトがキャンセルになるのではとかなり不安になりました。
とりあえず、もう行くしかないと出発ゲートへ進みます。

海外へは毎年個人で行っていて旅慣れしているはずなのに、こんな不安だらけの出発とは。
ゲート内もオープンしているお店もなく、自動販売機でお水を買って喉を潤す。旅でウキウキ気分どころか結構落ち込む。。。
 
と、ここで別の発想が!!
日本に帰れなかったら、最後の目的地のパリで現地の人のように暮らしてみよう!なんならこの際しっかりフランス語も習おう!なんて思ったら気分が楽になりました!!😊
この性格だから、こんなコロナの中に旅に行き、生きていけるのかも。。。
 

 

6. 行きの飛行機内

KLMの機内は、乗客がかなり少ないので、3シート一列を独り占めできて嬉しい!
元々、通路席には座らせないようになっていて、しっかりディスタンスは確保できます。
接触を避けるためか、簡素な機内食が2回のみでした。機内のサービスがかなり簡素化されていました。
 
ワイン🍷を飲んで寝ようとしたけれど、なぜか全然寝れませんでした。せっかくエコノミーでも一列を使って横になって寝れるのに😩
 
旅のTips 4. フライトのチェックイン

旅のTips_4

出発48時間前になったら、航空会社のサイトでオンラインチェックインして、座席指定をします。

オンラインチェックインして、座席を選んでおくと安心。
通常は、サイトから機内食のベジタリアン等の食事オプションのリクエストができます。

続きは、アムステルダム乗換からスイス到着・観光へ
続き→(2)ヴィーガンで旅するヨーロッパ:スイス編

ヴィ―ガンで旅するヨーロッパ

Written by
FCJ編集部
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