ヴィーガンで旅するヨーロッパ2021-(3)ドイツ・ミュンヘン、ワイマール 編
ヴィーガンで旅するヨーロッパ 2021 第2弾 2020版はこちら=>
- (1)準備・コロナ禍の出発編
- (2)オーストリア・ウィーン編
- (3)ドイツ・ミュンヘン及びワイマール編
- (4)チェコ編
- (5)ドイツ ・ベルリン編
- (6)帰国・自宅待機編
- (7)旅のTips(ヒント)編
ドイツ・ミュンヘンそしてワイマールを訪問
オーストリアのウィーンから電車で移動して、ドイツ南部の大都市ミュンヘンに友達のベネディクト(Benedikt)を訪ねて行きました。急に小さい子供3人とのかなりドタバタな生活の中に侵入しました。そしてドイツアルプスのハイキングも満喫しました。
さらに、私は文豪ゲーテの古典主義ただようドイツのワイマール地方に移動し、チュリーゲンの森でゲーテ・コースのハイキングや、ワイマールでゲーテハウスを訪問しました。
ページ目次:
- 5日目(ミュンヘン1日目)
a. ミュンヘンへ到着、ベネディクトの家へ - 6日目(ミュンヘン2日目)
a. ドイツアルプスへハイキング b.キッズのお迎え、カフェそして夕食 - 7日目(ミュンヘン3日目)
a. ミュンヘン:市内観光 b. ミュンヘン:ヴィーガン カフェ Max-Patt.., Vegan cafe in Munich
c. ミュンヘンからバイマール地域に移動 - 8日目(ワイマール2日目)
a. ゲーテの道 チューリンゲンの森ハイキング - 9日目(ワイマール3日目)
a. ゲーテ・ハウス b. 野外ミニオペラ、ゲイパレードなど
c. ワイマールのベジタリアンカフェ Fama Cafe & Bucher
10日目(ワイマール4日目) - a.ワイマールからチェコに移動:ヴィーガンマック
旅のTips:
5th day
ミュンヘン中央駅ではミュンヘンでお世話になる友達のベネディクトBenediktと5歳のカイKaiがお迎えに来てくれていました。カイを最後に見たのは、日本でカイがまだ0歳だったのでこんなに大きくなって感慨深い。ベネディクトは、東京大学の外国人研究者として家族と約2年間日本に滞在していて、その時仲良くなりました。4年ぶりの再会です。
ベネディクトのお家に着くと、さっそく3人の子供と奥さんのアンドレアに挨拶。オーストリアでPCR検査を受けてきているのでここでは安心です。オーストリア出発前日にもPCRテストを自己検査しました。(特にドイツ入国に求められてはいませんが念のため。結果通知はこの夜にわかりました)
そして、子供たちに日本からのお土産を渡していきました。
まずは、水で描けるお絵かき帳をそれぞれに。
2歳のヨーナにはキティちゃん、5歳のカイには電車の塗り絵。
そして、7歳のヤニスにはひらがな・カタカナの練習帖。ヤニスは日本の幼稚園に行っていたので、日本語を思い出してくれるように。
実は子供達は、こんなお土産を待っているのではないのです。そんなことは知っていながらも子供たちを焦らします。
さあお待ちかねの瞬間!
風呂敷に包んで持ってきたのは、プラレールの電車!!
東北・北海道新幹線のはやぶさと、ぐてたまの電車(山手線?)、そしてもう一つN700系新幹線みずほ・さくら。日本の電車が好きな子供達のために、私も張り切って買ってきましたよ(笑)。
子供達が以前持っていたはやぶさ新幹線が壊れてしまったので買ってきて欲しいというリクエストでした。が、今回買って来たはやぶさはちょっと違って、スピードが変更できる特別なレール付きのセット。子供達は大はしゃぎでとても喜んでくれました。
そして、”ぐてたま”のキャラクターを私が勝手に”Lazy York”と訳したのがウケたらしく、Lazy Yorkトレインが走るたびに子供がはしゃいでました。 日本語に直訳すると「怠けものの黄身」電車。。。そりゃウケる!
子供たちは普段はドイツ語で話しますが、私がいる時は頑張って英語で話してくれいるので凄い!きちんと会話もできます。
夕飯を食べて子供達が寝た後、ベネディクトと日本にいた頃の写真を見ながら、思い出話をたくさんしました。 楽しい時間。
そして、翌日はベネディクトが仕事を1日休みを取ってくれて、ミュンヘン近郊のアルプスの山へハイキングに行くことにしました。 楽しみです。
旅のTips 10:日本から持っていくお土産はでは何がいいの?
6th day
朝食を済ませて、まずは子供たちの学校や幼稚園などへ送り出し。奥さんのアンドレアは朝早くに仕事に出かけるので、朝食と子供のお見送りはベネディクトが担当。日本でも全く同じ役割でした(笑)。
一番上のヤニスは1人で小学校へ。 そして、下の2人はベネディクトが自転車で幼稚園と保育園に連れていきます。私はその時ジョギングで一緒についていきました。かなり忙しくてバタバタです!(笑)が、こんなドイツのキッズがいる日常の生活に触れ合うのも新鮮で楽しい。
それから急いで帰ってハイキングの準備。山クッキングをしたいというので、メスティン(アルミの弁当箱のようなクッキング道具)で米が炊ける用意をしました。途中、郊外のベネディクトの実家に立ち寄って、双子の兄弟のイネスに会って挨拶し、お母さんが働いているスーパーで、お母さんに挨拶し、ハイキング用の水や野菜などをゲット。
ドイツのバイエルンの山、ヨッホベルクJochberg (1565m) へ片道約2時間のハイキング。
ハイキング開始から1時間くらい登ったところで、ご飯浸水の儀式。メステインにお米と水を入れてしまったので、ベネディクトはメスティンを抱えてそのまま登山(笑)。ジップロックの袋に入れれば良かったと後で思ったけれど。。。
山頂は見晴らしが良く、コッヘル湖とヴァルヒェン湖と二つの湖が見渡せるとてもゴージャスな風景で感激。湖の向こうに何層にも山が連なっているのが見え、一番向こうの山々は昨日までいたオーストリアのアルプスだと教えてもらった。
山頂で美しい景色を見ながら、メスティンできのこに塩昆布を入れた簡単な炊き込みご飯を作りました。メスティンは、コンパクトに持ち運べて、固形燃料一つで炊飯できるのでとても便利です。ベネディクトは久しぶりの山でのご飯で大喜び。長野で買った野沢菜もレタスと一緒に食べました。
ベネディクトとも日本では良くハイキングに行っていました。その時も ベネディクトは「日本人は山にフルキッチンを持って上がり、本格的なクッキングをする」といって驚いていました。当時の山の仲間で、山での本格的な料理にこだわっていたので(笑)。今回はそれに比べたらかなりミニチュアのキッチン?ですが、山頂で炊き込みご飯を楽しめました。
山一帯が牧草地になっていて、山頂付近にも牛が放牧されてとても穏やな景色。ただ牛がトレイルを塞いでしまっていて、牛を避けて通ろうとしたらバランスを崩して転倒。膝を強く打って少しの間痛くて動けなかったけれど、なんとか立てて歩けてよかった。
が、その時腰をひねったようで、この先旅行中ずっと痛みに悩まされてしまいました(涙)。
ハイキングから4時には帰宅。シャワーをあびて、バタバタと子供たちのお迎えです。そして近くのおしゃれなカフェでひと休み。ポピーシードのケーキが美味しかった。
それにしてもあんなゴージャスな山に日中ハイキングをして、夕方にはすぐ日常の生活に戻れるなんて羨ましい環境。実際は子供たちが小さくて、ベネディクトはなかなか山には行けないようですが、今回私のおかげで久しぶりにハイキングに行けたと喜んでくれました。
そして家に帰ってドタバタと夕食作り。彼らが日本にいる時もよくピクニックにお弁当を作ってあげていました。今回も日本食を作ってほしいというリクエストがあり、ヤニスの大好物のいなり寿司、そば、そしてひじきの煮物を作りました。ヤニスはいなり寿司を7個も食べていてご満悦でした。(かなりドタバタしていて写真を撮り忘れました)
7th day
朝食が終わると、私はみんなの夕食用におにぎりとおかずを作り始めました。シャケのおにぎりと、卵焼きと味噌汁。簡単な日本食だけど、こんなので喜んでもらえます。
キッチンの戸棚に入っていた外国?のお米を使ったけれど、日本のお米に似ていて鍋でうまく炊けたので良かった。ベネディクトは、ミュンヘンでは美味しいおにぎりを買えるお店がないと嘆いていました。
調理を終えて、ミュンヘンの街へ1人で出かけました。 ベネディクトは在宅勤務で忙しそうにZOOMでミーティング。この日に私はミュンヘンを出発しますが、スーツケースは後でベネディクトが待ち合わせ場所に持ってきてくれるのでありがたい。
まずは、ミュンヘンの国立美術館アルテ・ピナコテーク (Alte Pinakothek) へ。緊張して一人で電車に乗ってきたので、この旧美術館の最寄駅に降りたら、安心したのか急に疲れがどっと出てきました。とりあえず近くのカフェでひと休みすることに。美術館ってかなり体力を使うので、その前にエネルギーチャージは重要です。
カフェといっても、いろんなパンやケーキ、惣菜などが売られていて、見ているだけでも楽しい。ミュンヘン定番のプレッツェルにいろんなものが挟まったサンドがあって珍しい。私はプレッツェルのベジサンドとコーヒー、それにブラウニーケーキまで頼んでしまった。
そして旧美術館アルテ・ピナコテークへ。
入館時に結構厳しいコロナ感染対応のチェックがありました。最初に着けていた日本のサージカルマスクはダメと言われて、慌ててN45のマスクに取り替えました。
1時間程度で美術館を切り上げて、ミュンヘンの旧市街へ行くことにしました。
ミュンヘンは今回で2回目の訪問ですが、1人で街歩きは今回初めてなので、ちょっと不安ですがウキウキな気分でもあります。
前回行った旧市街のマリエン広場を目指しました。広場に着き有名なネオゴシック様式のミュンヘン新庁舎をしばし眺めました。ここも時計仕掛けショーがあるようです。それから、その先でマーケットを見つけて大興奮。
地元の野外マーケット大好きで、特に野菜や果物屋さんがカラフルで可愛くて好き。物珍しい野菜などを見るのも楽しい。ベネディクトと待ち合わせの時間までこのマーケットを散策して楽しみました。
旅のTips_11:地元のマルシェや特産品の市場を訪れて楽しもう。
Instagram post ドイツ・ミュンヘンの中心街にあるMax-Patt Vagan Cafe。 メニューには、メインディッシュが5種類あり、それ以外に日替わりのランチも。私は南アフリカボウルと、友達はウィーン特産のシュニッツェル(大豆のカツレツ風)をオーダー。 南アフリカボウルは、エリンギや穀物、黒豆などヘルシー具材がたっぷり。 そして、ウィーンで食べれなかった名物のシュニッツェル(カツレツ)。 見た目は本物そっくりで、食べても大豆だとは気が付かない“カツレツ風”でした。ヴィーガン先進国のドイツの北部の都市の中でも、ミュンヘンはヴィーガンカフェの数が少ないという。 が、ビールでは名高いミュンヘン。 |
ミュンヘン駅でベネディクトに別れを告げて、ベルリン行きの列車に乗りドイツ中部のエアフルトまで約3時間の旅。今回の列車の旅では、1人でジャーナルを書いて静かに過ごしました。
最後の最後に予定を変更して決めたミュンヘン行き。短い滞在でしたが、ベネディクト家族に会えて本当に良かったと振り返りました。子供たちはすぐ成長してしまうので、その時の子供たちを見ることができなくなる。どの子もとても可愛いくて、かなり感情移入(笑)。日本に家族でまた来て欲しい。
なんて物想いにふけっていると、あっという間にエアフルトに到着。エアフルト駅では、また違う友達が待ってくれていて、再会を喜びました。
そこから車で30分ほどのイルメナウ(Ilmenau)という街で3日間滞在します。キッチン付きのAirbnbの部屋に到着し、まずはAirbnbのホストから部屋の説明を聞きます。何でも揃っているフルキッチンでテンション上がります。友達がヴィーガン食材をたくさん買い込んで来てくれていて嬉しい。これから朝と晩とヴィーガン料理をしながらの生活になります。
旅のTips 12:海外のAirbnbで部屋を借りてみよう。ホストと仲良くなって地域の情報をゲットしよう。
8日目
宿泊していたイルメナウという街は、東部ドイツ、チューリンゲンの森の北端に位置し、フランクフルトからライプツィヒを結ぶゲーテ街道の町の一つ。イルメナウを基点として「ゲーテ・コース(Goethewanderweg)」という名のハイキングコースが18kmに渡り整備されていて、今回はこのハイキングをするためイルメナウに滞在しました。
<ゲーテ・コースについてはこちら(外部ドイツ語サイト)>
ゲーテ・コースを歩くと、ところどころで案内板に「G」と記されているのを見かけます。ただのコースのマークと思ったら、実はこれはその場所でゲーテが自然科学研究や作家としての活動を行ったことを意味しているそうです。
なだらかな森林でのハイキング。所々に、ゲーテゆかりのものとみられる記念碑や建物などがみられます。人もいなくてとても静かです。きのこを見つけては喜んでいました(笑)。
途中の山小屋レストランでビールを飲んで、さらに進みます。
コースで道を間違えてしまい、終点のシュトゥツァーバッハStützerbachまではいけず、途中のManebachという小さな街に到着。そこに唯一あった小さな食料品店で食べたポピーシードケーキが美味しくて!エネルギーチャージしてなんとか宿まで歩いて戻りました。
日本ではなかなか食べれないブルーポピーシードケーキ。今回の旅で好きになり、旅行中にたくさん食べました。
全行程15kmのハイキングを終え、なぜが異常に疲れてしまいました。バスタブがなくてお風呂に入れずシャワーで我慢でしたが、日本の温泉が無性に恋しくて。。。ヨガマットの上でストレッチをしていたら、そのまま寝ていました(笑)。
旅のTips 13:キッチン付きの部屋を借りて、地元の食材でクッキングを楽しむのが旅の秘訣。ヴィーガンだと尚更、オススメ。
9日目
前日のハイキングで疲れてしまい、予定を変更してワイマールへ観光に。連日ハイキングだと疲れてしまうので、街歩きと交互にしようという判断です。ワイマールは歴史と芸術に溢れる街で、かなり気に入ってしまいました。実はそんなに期待はしていなかったのですが。。。
18世紀末から19世紀初頭にかけてゲーテやシラーなどの先導者たちが活躍し、古典主義の源泉となった古都ワイマール。当時を偲ばせる街並みが世界遺産にも登録されています。さらに街中には25にのぼる美術館・博物館・ギャラリーがあるなど現代でもドイツの文化都市の中心的存在となっている街の一つです。
まずは、ゲーテの終の住まい「Goethe’s House(ゲーテ・ハウス)」に訪問しました。
ワイマールの旧市街の中心地にあり、1707~1709年に建設されたバロック式の邸宅で、ゲーテが住んだ家として公開されています。ただの家だと思って行ったら、とても立派なお屋敷の博物館でびっくり。いろいろな調度品がたくさん展示されています。
ゲーテの趣味の広さにも驚きました。
そこで一番気に入ったのは綺麗な花が一面に咲き乱れているお庭です。とても素敵なガーデンでした。
ワイマールの街には、至る所で野外のコンサートやオペラが開かれていてとても活気がありました。私は街の市役所前の広場でミニオペラを鑑賞しました。本場のドイツでオペラが見れて良かった。言葉が分からなくても滑稽で楽しく、飽きない構成になっていました。
そして、その日はゲイのパレードがありました。シンボルの虹のコスチュームに包んだ参加者が大勢ワイマールの大通りを通っていました。歴史と芸術だけでなく、こういった新しい自由なエネルギーも感じれる街でした。
街のすぐ近くにある大きなイルム公園にも散策、ゲーテのガーデンハウスもあります。
Instagram Post その趣のある石畳の路地の素敵なカフェFama Cafe & Bucherへ。 ワイマールでは数少ないヴィーガンを提供するベジタリアンなコーヒーカフェ。完全なヴィーガンではないのが残念。 カボチャペーストにポレンタというとうもろこしのパンのランチを頂く。 ルバーブという赤い茎の野菜のクランブルケーキ。 昔の古典主義に包まれた街全体が世界遺産。 |
旅のTips 14:訪問都市でお気に入りのポストカードを買おう。
10th day
朝10時にはAibnbの宿をチェックアウトして、チェコに車で移動。途中のハイウェイで立ち寄ったドライブインのマクドナルドで、Veganの看板を目にしたので、ヴィーガンマックを食べることにしました。
マクドナルドのハンバーガーなんて何年ぶりだか分からないくらいのご無沙汰。5ユーロもするの!?と驚いたけれど、「Big Vegan TS」というビッグサイズのハンバーガーでした。ポテトも一緒に。
ヴィーガン仕様の豆のパティが使用されていたはずですが、中身をチェックせずにそのままガブリと食べてしまいました。正直、味はあまり期待はしていませんでしたが、かなり美味しくてびっくり。そのビッグなバーガーをペロリと完食。日本ではまだ販売されてないようですが、販売が始まったら足を運んでしまいそう(笑)。
さらに東に向かって国境を超え、チェコのボヘミアン・スイス国立公園に向かいました。
続き→ チェコのボヘミアン・スイス国立公園、プラハへ
(4)チェコ編
ヴィーガンで旅するヨーロッパ 2021 第2弾
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