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ヴィーガンで旅するヨーロッパ(6)帰国、旅のTipsまとめ

ヴィーガンで旅するヨーロッパ(6)帰国、旅のTipsまとめ

今年2020年の秋、スイスとフランスに行き、「ヴィーガンで旅する」をテーマに、ヨーロッパで盛んなヴィーガン(完全菜食主義)に注目して、新しい旅をしてきました。

コロナ禍の旅での心配や苦労、現地の状況などを交えて旅の報告していきます。
また、海外旅行の準備や楽しむための様々な旅のTips(ヒント)も紹介していきます。
 

ヴィーガンで旅するヨーロッパ

帰国、抗体検査、まとめ、旅のTips

帰国後、空港で抗体検査を受けました。そして自己隔離中は、14日間厚生省からの健康状態の確認がコンピュータ電話でありました。
また、旅のTipsのまとめとして、それぞれのTipsをこのページにまとめました。

ページ目次:

旅のTips(ヒント)まとめ:

Day14. 日本・成田到着後 抗体検査

午前8:15、日本の成田空港に到着。空港での抗体検査が待っています。
飛行機を降りたら、番号が貼ってある4人1列の椅子の座るように誘導があります。そして1列ごとに前に進むように案内されて、階段を降りて受付をします。

  • 飛行機の中で渡されて記入した書類を見せて、どの国に行っていたかの確認と待合室の座席番号を割り当てられます。それから、空港中をぐるぐる歩かされて、検査会場に到着。
  • 検査会場で試験官のような容器を渡されて唾を1.5cm くらいまでの線まで溜めて蓋を閉めてサンプルを提出。
  • そこから移動して、指定された待合室の座席で待つ。
  • 番号を呼ばれて、係員のところに行き、抗体検査がネガティブと言われてほっと一安心

到着してから1時間15分ほどで抗体検査をして出れたのでビックリ。公共交通機関は使わないよう指示があります。

それからパーキングに行って自分の車に乗って帰宅しました。
なんとかコロナにかからず無事自宅に帰れて本当に良かった。

帰国して2週間の自主隔離

自宅での自主隔離をしました。

帰国して5日目あたりから、厚生省からコンピュータ電話が毎日かかってくるようになりました。
下記の2つの健康に関する質問があります。
「帰国者かその家族の方に

  • 37.5度以上の熱がありますか?
  • 咳や喉の痛み、鼻水、体のだるさ、風邪の症状がありますか?」というもの。

症状がない場合、音声で2回「いいえ」と答えて終了です。
15日目から電話がかかってこなくなり、晴れて帰国後の隔離を終了しました。

旅のまとめ

コロナの情報に振り回された感じでしたが、旅が計画どおりでき、無事に帰ってこれて本当に良かった。
現地でヴィーガン的な新たな発見もできました。
注目点:今後注目していきたいヴィーガンのテーマは下記の6つです。

  • 地元の野菜市
  • ヴィーガンカフェ
  • ヴィーガンカフェに併設の健康プログラム
  • Bio ショップなどのオーガニック、ヴィーガン専門店
  • 中東のヴィーガン料理
  • 海外での健康食としての日本食材の利用

主な反省点:訪問先を事前に決めて行ければもっと成果のある旅になった。

旅のTipsのまとめ

 
旅のTips 1. 航空券の予約

旅のTips_1

航空券を購入する際は、旅行会社や格安航空券サイトなどは使わないで、直接航空会社のサイトで購入しよう。変更ができるオプションなどがあり、直接やりとりできて便利です。

  1. Expediaなどでルート検索して、日本からどの経路やエアラインがいいのかを確認する。全体の旅行時間、乗継ぎ都市、出発時刻、ルートを確認。
    *値段が安いといって飛びつくのは危険。
    *マイレージを貯めている場合は、航空会社のアライアンスなども確認。
    *予約を仮押さえできるシステムがあり便利。
  2. 直接、航空会社のサイトで航空券を購入する
    *ヨーロッパ各地を回る際は周遊券(行きの訪問先と帰りの出発地が違う)を購入。日本との往路と復路の国際線フライトのみを購入。
  3. ヨーロッパ内の長距離移動は格安航空会社(LCC)を利用
  4. ヨーロッパ内の移動は、電車やバスも便利
    *列車に比べ、長距離バスがかなりお得なので要チェック
 
旅のTips 2. ホテルの予約

旅のTips_2

Booking.comなどのホテル予約サイトで泊まりたいホテルを見つけ、直接、ホテルのサイトで予約しよう。値段やキャンセル期間など有利な場合が多い。

  1. Booking.comなどのサイトで、訪問都市で泊まりたいホテルの目星をつける。
  2. 直接そのホテルのサイトに行き、値段やキャンセル可能期間など有利な点がないか確認する。あれば、直接そのホテルのサイトで予約する。
    有利な点がない場合はbooking.comでホテルをまとめて予約した方が、名前等の情報を都度入力する必要がない。しかもbooking.comのサイトで旅全体のホテルの管理が可能。
  3. Airbnbサイトも確認する。リーズナブルな値段で意外にいい物件がある。鍵のやりとりなどで英語が必要な場合が多いので注意。

注意点:

  • 部屋の大きさ、ベッドのサイズ、Wifiの有無、駅までの距離、オーシャンビューなどの景色、バスタブ付きかを確認する。
    歯磨きなどのアメニティグッズはほとんどないので注意。
  • 直前まで無料でキャンセルできる部屋を選ぶ。旅程の変更がでた時に便利。
  • キッチン付きの宿泊先だと、食費も抑えられて便利。
  • チェックアウト後の予定も考えて、ホテルの場所を決めよう。スーツケースなどを預けておく場所がホテル以外は日本のようにないので注意。

今回の場合:4泊滞在のシャモニー はキッチン付きのアパートメントタイプのホテルを、他は利便性のある街の中心地のホテルを予約しました。

旅のTips 3. SIMカードと海外デビット付きキャッシュカード

旅のTips_3
SIMカードと現地で通貨を引き出せる海外デビット付きキャッシュカードを準備しよう。

SIMカード
現地でスマホが使えるようにするために必要なSIMカードを用意しましょう。これは必須と言ってもいいですSIMカードを日本で購入していきます。購入する際は、何日間有効か、何G Bのデータ容量か、対応国などを確認して購入します。自分のスマホをSIMフリーにしていくことを忘れずに。
私はamazon.co.jpで下記のSIMカードを購入していきました(30日間で2,000円弱)。
EU加盟国ではない、スイスやモナコでも全く問題なく使えました。

イギリスSIM Three 30日/データ12GB/通話3000分・他約60地域 データ12GB コミコミパック(日本語マニュアル付)

・海外デビット付きキャッシュカード
私は、このVISAデビット付きキャッシュカードに日本円を入金して持っていきます。ATMで現地通貨を引き落とせ、そのままVISAのクレジットカードとしても使えて便利です。


あれかじめ日本円で入金しておくので、支出管理にも効果的です。クレジットカードで海外のATMで現金を引き落とせず、焦った経験から使うようになりました。日本円を両替する場合はこのカードは必要ないのですが、海外ではできるだけ現金を持ち歩かないのが鉄則。

旅のTips 4. フライトのチェックイン

旅のTips_4

出発48時間前になったら、航空会社のサイトでチェックインして、座席指定をします。

通常は、その前にサイトから機内食のベジタリアン等の食事オプションのリクエストができます。

今回の場合:
事前に機内食のリクエストをするのを忘れてしまい、チェックインする時にサイトを確認すると、機内食のオプションもなく、ベジタリアンメニューが選べたのかが不明でした。

旅のTips 5. 観光案内所を利用しよう

旅のTips_5
近くに観光案内所(Tourist Information)があれば迷わず行って情報収集しよう。
私は、新しい街に行くと必ず観光案内所に行ってマップと一緒にいろんな情報をゲットします。「おすすめの観光場所を教えて]とか「3時間あるんだけどどこ回ったらいい」とか「おすすめのヴィーガンレストランを教えて」など気軽に聞けます。

事前にネットで街を調べていくのも必要ですが、観光案内所では旬な情報をとてもわかりやすく教えてくれて、事前情報がない時はとても助かります。
そして、便利な街のマップも手に入ります。
コロナの状況で案内所はどこもガラガラ。とても親切に対応してくれました。
 
 
旅のTips 6. 「HappyCow」で、ベジタリアン 、ヴィーガンのレストランを探そう
スマホのアプリ「HappyCow」でベジタリアン 、ヴィーガンのレストランを探そう。
普通メニューは「Yelp」で探せます。

HappyCowのアプリは、日本でも使える便利なアプリ。
近くのヴィーガンレストランやヴィーガンオプションのあるレストラン、ベジタリアンフードショップなどが簡単に探せてとても便利です。
「Yelp」は随時、街のレストラン(ヴィ―ガン以外も)のランキング情報を提供しています。

 
旅のTips 7. 変更可能なスケジュール

旅のTips 7

・天気予報を頻繁に確認し、天候によって旅程の変更が効くようにしておくのも大切。
天気に左右されるアクティビティをする場合は特に重要。
予めガチガチに固まったスケジュールにしておくと、天気によって柔軟に予定を変えることができなくなるので注意。

その場合、変更費用を払っても変更する勇気を持とう。
晴れたアルプスの景色には、それの何十倍の価値があります。
今回は、ローザンヌ観光を取りやめて、早めにシャモニー に移動して、晴れの日のハイキングを楽しむことにしました。
列車の切符を事前に買っていなかったので、旅程を簡単に変更できて良かった。

旅のTips 8. 駅の有人の切符売り場を活用しよう

旅のTips_8
・駅の有人の切符売り場で列車の切符が買えるよう、時間に余裕を持って駅に行こう。

ヨーロッパの駅には、日本人からするとかなり古臭い切符の販売機があります。
これを簡単に操作して切符を買えれば問題ないのですが、意味不明なことが多く、日本人にとっては難関。乗換などがある場合はかなり困難です。
有人の切符売り場カウンターで、説明を受けながら切符を買うとかなり楽です。
乗り場から発車時間まで教えてくれるので、安心感が違います。
順番待ちで時間がかかるので、時間に余裕を持って駅に行き、対面カウンターで切符を買うようにしよう。

旅のTips 9. 事前にネットでの情報収集が大事

旅のTips 9

ハイキングコースやリフト運行など、事前にネットでの情報収集が大事
ハイキングでは、どんなコースがあるのか事前に調べていくことが大事。
ゴンドラやリフトがいつまで動いているのか、費用も確認しよう。私が行った9月末はすでに夏のハイキングシーズンが終わってて、ほとんどのリフトやゴンドラは運行停止でした。後でわかったのですが、シャモニーハイキングにはこのサイトで近隣のハイキングコースが確認できてとても便利です。

今回の場合:
去年行っているから大丈夫とまるっきり調べずにシャモニー 入りしてしまい失敗でした(涙)。現地のトモコさんにいろいろハイキング情報を聞けてかなり助かりましたが、もっと事前に情報収集すべきだったと反省です。

旅のTips 10. キッチン付きの部屋で自炊生活、日本の調味料を持参

旅のTips 10

キッチン付きの部屋を借りて、自炊生活を楽しむのがオススメです。
「暮らすように旅する」感覚が味わえ、食費が抑えられ、滞在費も安くなります。
日本から調味料の持参がおすすめ。

・日本の調味料を小さい小瓶に入れて持っていくとかなり重宝します。醤油、だし、味噌、オリーブオイル、塩・胡椒など。
*塩やオリーブオイルなどはフランスで買って持って帰りたいのですが、最初少しの間使える程度のものがあると便利。
・ジップロックやナイロン袋を持っていくのもおすすめ。
日本の包丁とmy箸は特に必需品。
キッチン道具が揃っている部屋でも、よく切れる包丁はほぼ期待できません。
注:包丁は手荷物で機内には持ち込めないので注意。

旅のTips 11. 柔軟なヴィーガンになろう

旅のTips 11
旅行中は無理をしないで、柔軟なヴィ―ガンになろう!

特に旅行中は外食の機会が多く、完全ヴィーガンの食事法を貫くのはかなり無理があります。その時、その場所でしか味わえない貴重な機会を楽しみたい。
できる時はヴィーガン、できない時は柔軟なフレキシブル・ヴィーガンで旅を楽しもう。

旅のTips 12. お気に入りのポストカードを買って送ろう

旅のTips 12
訪問先でお気に入りのポストカードを買って送ろう。
ポストカードは家族や友達に現地から送ると喜ばれます。旅の思い出にも。

私はいつもはポストカードを買って帰って、思い出に飾るだけでした。が、今回は友達に勧められ、田舎で暮らす両親宛にシャモニー からポストカードを送りました。
(きっとこのコロナの時期に何やってるんだとびっくりすると思うけれど。。。)

Tips 13. 早朝ランニングで街を散策しよう

旅先で早朝ランニングを楽しもう。旅の体調管理にも効果的。
早朝にランニングをしながら街を散策して、新しい発見ができます。
私はできる時は旅先で朝5km程度のランニングをします。
毎日の移動や観光で旅の疲れがたまってきますが、朝食前にランニングをすると逆に疲れが取れてリフレッシュできます。

街を楽しむ上でも現地でのランニングはかなりオススメです。
街で散策したい地域や場所をランニングコースに入れて走ると、ランニングしながら観光ができて一石二鳥。さらに早朝の街や人々の生活を見れて、新しい発見があります。

今回は、ニースの海外線の絶景ランニングコースで、テンションもかなり上がりました。きれいなニース港にランニングで行き、帰りに骨董市に行ったりと、ランニングしながら街を散策・観光できました。

旅のTips 14. 地元のマルシェ(市場)を楽しもう

旅のTips_14

地元のマルシェや特産品の市場を訪れて楽しもう。
地元の旬の食材や特産品、地元の人々に触れ合える貴重な機会。
地元のマルシェや中央市場に足を運んでみてください。
見るだけでも楽しくていろんな発見があります。

旅のTips 15. 最低2泊は同じ場所に滞在しよう

旅のTips_15

できれば最低2泊は同じ場所に滞在するよう計画しよう。
できるだけたくさんの場所に行きたいと思って、1泊ずつの移動で旅の計画をしてしまいがちです。が、訪問都市に1泊だけの滞在だと、移動や荷物のパッキングで忙しくてストレスがかかり、十分その街を楽しめません。最低2泊の滞在がお勧めです。

今回の場合:南仏のマルセイユ方面にも行きたくて、最初はニースに1泊、マルセイユに1泊と計画していました。が、結局、ニースに2泊して大正解でした。
逆にニースにもっと1週間くらい長く滞在してコートダジュールを満喫したかった。
マルセイユなどのプロヴァンス地方は、次回のお楽しみにとっておきます。

旅のTips 16. Uberを利用してみよう

旅のTips 16
使える時はUberを利用してみよう!
市内をバスや電車で移動するより、ドアtoドアで行けてとても便利。
スマホで事前に行先を登録できて、運賃が事前にわかっていて安心。
カード決済なので現金のやりとりも、会話もなくてすみます。
市内の移動など、慣れない土地でレンタカー を借りずに済む場合も多い。

今回の場合:
当初はニースでレンタカーを借りようと思っていました。が、借りなくてもUberを使って逆に楽に移動ができました。また、モナコからの帰りにニース駅からUberを使い、ホテルに荷物を取ってから空港まで最短で行けて、フライトに間に合うことができました。

旅のTips 17. 現地の知人を訪ねよう

海外に知人がいるならば、知人を訪ねる計画を立てよう。
知人がいる都市を起点として旅の計画を立てるとかなり安心感があります。
そのためには、日本でお世話をしたり、普段からコミュニケーションをとり、訪問できる信頼関係を築いておくことが大事です。

今回の場合:
今回、パリでは2人の知人宅を訪問しました。
最初は東京大学でお世話をしていたフランス人のAlixさん。もう1人は、日本でのイベントでご一緒させていただいた日本人女性の木村さんです。

まず、木村さんから滞在のOKが出たので、パリ行きを決めて、パリから帰国するフライトを予約しました。コロナ禍で帰国便がキャンセルとなったりした場合でも、知人がいるとかなり助かります。

ヴィーガンで旅するヨーロッパ

Written by
FCJ編集部
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